この記事では、サロンをオープンしようと思ってから、実際にオープンするまでの経緯を成功談も失敗談も含めて詳しく書いていきたいと思います。
【オープン3ヶ月前】サロン開業を決意
どんなサロンをつくる?
「サロンを通して働く人の力になりたい」と決意し、リラクゼーションサロンをつくることにしました。
とは言っても、どんな物件を借りる?エリアはどこにする?家賃はいくら?そもそも借りれるの?
テナントを借りるのははじめてだった私にとって、全てが困難の連続でした。
とりあえず不動産屋さんに行き、開業すること、物件を探していることを伝えるも、相手にされません。
とりあえず物件情報を探しながら、事業資金を借り入れるための事業計画書を同時進行でつくり始めます。
サロン開業が決定
借り入れをする際、ある程度の貯金があると融資が通りやすく、融資額も融通が効くことをその時に知ります。
当時の私は全く貯金をしていなかったのですが、ちょうど新型ウイルスによる助成金が個人事業主に給付される時期でもありました。
幸運なことに、私は給付対象者として給付金を受け取ることができたのです。
神様はいるんだなと思った出来事でした。
そこから事業計画書づくりに精が出ます。
奇跡の物件に出会う
この時点で、事業計画書づくりと並行して物件も探します。
物件情報に沿って事業計画をつくらなければならないのですが、肝心のテナントがなかなか見つかりません。
足踏み状態はしばらく続きました。
その後、とても良心的で力のある不動産屋さんの担当者に出会うことができ、理想通りの物件をご紹介していただきました。
テナント選びにおいて、相性の良い不動産の担当者さんと出会うことはとても重要です。当時の担当者の方には、今でも感謝してもしきれない思いでいっぱいです。
そのテナント情報で事業計画書を提出し、結果待ちの約2週間で内装を具体的に詰めていきます。融資が降りたらすぐに着工できるようにするためです。
この期間は、理想の店内を落とし込んでいく作業。とても楽しい反面、緊張で胸の痛い期間でもあります。
その後、無事に融資をいただくことができました。
融資がおりて真っ先に始めたのは、ホームページの製作です。
並行して、内装の準備、パンフレット製作にも取り掛かります。
ホームページでサロンの土台づくり
ホームページはサロンの世界観を伝えられ、集客の要にもなる重要なツール。
集客導線は早めに作っておきたかったです。
日中は大工さんと一緒に内装の施工に入るので、空いた時間や夕方以降にホームページとパンフレットづくりです。
【オープン直前】開店3時間前に内装が完成
内装が終わった後、必要な備品や道具が足りないことに気づき、急いで準備しました。
深夜のホームセンターに何度も足を運びました。
その間、ポツポツとご予約が入り始めていました。
結局、オープン3時間前にお客さまを受け入れられる体制が整いました!危なかった!
【オープン当日】予約でいっぱいに!電話が鳴り止まない
オープン初日、すでにご新規さまのご予約で1日の枠はいっぱいに!
施術や電話業務は一人でこなしていたため、手に負えない状態でした。
(当時お問い合わせ下さったお客さまはお断りさせていただき、大変心苦しい思いです)
オープンして半年間は、知り合いや紹介に頼らず、ご新規さまからリピートしていただく状態を続けることができ、月商100万円を達成することができました。
サロン経営は続きます
サロンの成長と集客の土台づくりを同時に叶えることは、お店の歴史をつくるうえでかけがえのない財産になると思っています。
そして、それを見て下さっているお客さまはきっといらっしゃると信じています。
以上のように、私が経営するサロンはこのような形で開店しました。
いろいろな問題に直面しましたが、とても良い経験でした。
こうして、私は今もサロン経営を続けています。
この記事を読んでいただいている方の中には、私と同じようにサロンを経営している方もいらっしゃると思いますが、皆さんにもそれぞれのストーリーがあったと思います。
そのストーリーから魅力がお客さまに伝わり、ファンが増えていったらと思います。
この記事が、ご自分の過去を振り返るきっかけになると幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。